イジメで孤立してる子供の接し方が分からない?そんな親御さんへ

こんにちは!

元イジメられっこ、TASEと申します!

 

「最近、子供がイジメられてる···」

「一人で抱えて相談してくれない···」

「どう接したら良いか分からない···」

 

お子さんをお持ちの親御さん、

こんなお悩みはありませんか?

 

我が子の力になれない

それはもどかしくて

仕方無い事だと思います。

 

イジメられてから、

「人付き合いが苦手になった」

「他人に臆病になってしまった」

 

一度でも虐めを受けた人間は、

こう成りかねません。

 

先程も触れましたが、

僕も実際、そうでした。

 

2022年の文部省の発表によると、

2021年度の小中高等での

虐めの認知件数は、615,351件。

 

しかも、年々増加傾向にあります。

加えて、同省によると最悪の場合は、

PTSD鬱病パニック障害等を

患う場合もある様です。

 

大切なお子さんをそんな風に

追い込む事態は避けたいですよね?

 

では、何故その様な事態となるのか。

元イジメ当事者としての

視点からお話させて頂きます。

 

その理由は、

『居場所が無い。自分は一人だ。』

そう思い込む時間が長い事だと考えます。

 

思えば僕はイジメを受けていた当時、

親に自分から相談する事を

してませんでした。

 

一人で抱え込む事の方が圧倒的に

多かったのです。

 

しかし、僕は完全に孤立していた

訳ではありません。

 

親だけで無く、友達もいました。

恐らく頼ろうと思えば、

力になってくれたのでしょう。

 

にも関わらず、

僕は一人で悩み続けてました。

 

親御さんからすれば、

「最初から頼って欲しかった!」

そういう気持ちになるかもしれません。

 

真面目な性格やシャイな性格、

育ってきた環境等、

その背景は人によって多様です。

 

しかし、それでも誰かを頼りたくても頼れない。

そんな人達は少なくありません。

 

そういった人達は、

イジメの強烈な記憶が先行し、

「自分には居場所が無い」と、

本当はそんな訳でも無いのに

そういった思考に陥り、

その時間が長くなってしまいます。

 

そういった人達に必要な物、

それは「自分は一人じゃない」。

そう思わせる時間を増やす事です。

 

何より近い位置にある

親御さんの皆さんが

寄り添う形で接する事で、

 

イジメの強烈な記憶を思い出す

時間よりも、

自分の居場所たる人達が

寄り添ってくれた。

 

それを思い出させる時間を増やす事です。

 

具体的には、

 

①状況の把握

 

子供がイジメを受けているか、

実際、まだ曖昧という場合、

前述の言い出せない点も考慮し、

当事者以外。

 

即ち、当事者に近い位置の

担任の先生や友達、その親御さん等から、

変わった様子は無いか、

聞いてみて下さい。

 

その上でイジメの事実が、

把握出来た場合、

②へ移行です。

 

②切り出す。

 

食事等の家族団らんで

リラックス出来る、

そんなタイミングで、

イジメを話題として切り出して下さい。

 

③子供に寄り添う

 

ここで、親御さんによっては、

前述の通り、言ってくれなかった事を

咎めてしまうかもしれません。

 

しかし、そう言った気持ちは抑えて、

言い出せなかった辛さや

他者より否定される辛さに

共感し、寄り添って上げて下さい。

 

その上で、自分達は子供の味方。

そこを何よりも

強調して伝えて上げましょう。

 

④自分から話してくれるのを待つ

 

②〜③までをやって、

子供が詳細をすぐ話してくれなくても、

根気強く続けて下さい。

 

寧ろ、続ける事によって、

家族が自分にとって居場所である

時間を増やして上げる事が、

前述の通り、より重要です。

 

⑤解決に動く。

子供が詳細を話してくれた場合、

解決を望まれるのであれば、

ここから、解決に向けて動きましょう。

 

この様な手順となります。

 

僕は、家族という物について、

誰かにとって

絶対無くならない居場所である

それが理想であるべきだと考えます。

 

皆さんが、

「子供の居場所であり続けたい!」

 

そう思われるなら、

早速このやり方で接される事を

始めてみて下さい!

 

ここまで長々とお付き合い頂き、

有難う御座いました。